「いいじゃん別に、そんなに急がなくても」『彼女の人生は間違いじゃない』廣木隆一監督インタビュー
区役所に勤めながら、言葉にできない衝動に突き動かされてデリヘル嬢として働く主人公みゆき(瀧内公美)、保証金をパチンコにつぎ込み、酒を飲みながら死んだ妻の話ばかりする父(光石研)、県外からの大学生にあの日のことを尋ねられ、言葉に詰まる市役所の同僚(柄本時生)。...
View Articleお前、なんか面白いから旅についておいでよ 『ブランカとギター弾き』長谷井宏紀監督が結んできた絆の話
舞台はフィリピン・マニラのスラム街。窃盗や物乞いなどをしながら路上で暮らす孤児の少女ブランカは“お母さんをお金で買うこと”を思いつく。そんなある日、盲目のギター弾きピーターと出会い、得意の歌でお金を稼ぐことを教わる。ブランカの歌声は人々を魅了し…レストランで歌う仕事を得るなど、計画は順調に運ぶように見えた。ところが…彼女の身には思いもよらない危険が迫っていた――...
View Articleニワトリを買うから泊めて! 『ブランカとギター弾き』長谷井宏紀監督 放浪時代を語る
20代のとき、友人の出した写真集をきっかけに、フィリピンに行ってみようと思い立った長谷井宏紀監督。それ以外にも、世界を旅しながらカメラマンとして活動をしてきました。今作には、その世界中で感じたことが盛り込まれているのだとか! ■フィリピンを舞台に、さまざまな国で感じたことを融合させた作品 -フィリピンには毎年、クリスマスの時期に行かれていたそうですね。...
View Article盲目のギター弾き ピーターとの出会い 『ブランカとギター弾き』長谷井宏紀監督インタビュー
この映画では、キャスティングのほとんどを路上で行っています。盲目のギター弾き役ピーターも、路上で出会った人物の一人。長谷井監督が以前、短編を撮影したとき、マニラの地下道で演奏する彼と出会い魅了され、今作の脚本もピーターのことを考えながら書いたのだとか。...
View Article原作にない侵略シーンを映像化したい!『散歩する侵略者』黒沢清監督×原作 前川知大さんインタビュー(全4回)
(C)2017『散歩する侵略者』製作委員会 『CURE』『回路』『岸辺の旅』『クリーピー 偽りの隣人』など…心の奥底に眠る闇や哀しみをサスペンスフルに描いてきた世界的名手 黒沢清監督の最新作は“侵略者”の物語。原作は、劇団「イキウメ」を主宰する劇作家、演出家 前川知大(まえかわ・ともひろ)さんによる同名の舞台作品、小説作品。...
View Article『散歩する侵略者』黒沢清監督は原作のどこに惹かれたのか?
(C)2017『散歩する侵略者』製作委員会 —小説版を読まれたときに、とても映画っぽい物語だと思われたと伺ったのですが…監督にとって映画っぽい物語というのは具体的にどういうお話なのでしょうか? 黒沢 映画の物語は常に現在進行形で語られます。小説では過去こそが重要という物語でも十分面白いのですが、映画にとって過去は説明でしかない。その先どうなるの?...
View Article『散歩する侵略者』監督 黒沢清 × 原作 前川知大が共感する笑いのメソッド
(C)2017『散歩する侵略者』製作委員会 —お二人の作品の共通点として、くすっと笑ってしまう部分だったり…ゾッとする部分の絶妙なバランスがあると思うんですが、作品を作る上でそういったことは意識されていますか? 黒沢...
View Article『散歩する侵略者』奪われたくない「概念」は何ですか?
(C)2017『散歩する侵略者』製作委員会 —今回のキャストは、黒沢監督にとってみなさん初顔合わせの方ですが…撮影されてみて、いかがでしたか? 黒沢...
View Article『シェイプ・オブ・ウオーター』から学ぶ クソな社会を変える方法
どの映画を観に行こうか? 公開予定の作品一覧に目をやると…テレビやCMでよく見た顔ばかりが目につく。どれも似たような印象で逆に目に止まらない。そんななか…碧と水色だけのシンプルなビジュアルが飛び込んでくる。 (C) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation...
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